ちょこまか(読み)チョコマカ

デジタル大辞泉 「ちょこまか」の意味・読み・例文・類語

ちょこ‐まか

[副](スル)落ち着きなく、絶えず動き回るさま。「ちょこまか(と)たち働く」「ちょこまかしないで少しはじっとしていろ」
[類語]ちゃかちゃかうろちょろうろうろどぎまぎおたおたどぎどぎそわそわもじもじもぞもぞぐずぐず浮き腰そそくさあたふたうそうそふらふらよたよたやっさもっさてんやわんや目まぐるしい忙しいせわしいせわしない気ぜわしい慌ただしいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞い多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかち気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしい右往左往慌てふためく動き回る倉卒押せ押せやいのやいのまごまごぐじぐじいじいじ因循くよくようじうじふわふわおどおどびくびくきょときょとぐらぐら倉皇軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも右往左往軽挙妄動後先なしうわずるうわつくうろたえる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちょこまか」の意味・読み・例文・類語

ちょこ‐まか

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① =ちょこちょこ①②
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉七「土人らにちょこまかじゃうずを遣ひ」
正直者(1903)〈国木田独歩〉「身体(からだ)の小(ちさ)い人はチョコマカと才はじけて」
※歌舞伎・染替蝶桔梗(1816)三立「イヤ、なされましても大事ない。金の代りにちょこまかすのぢゃて。コレ、野暮を云はずと、おれが云ふ事きくものぢゃ」

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