言立てる(読み)イイタテル

デジタル大辞泉 「言立てる」の意味・読み・例文・類語

いい‐た・てる〔いひ‐〕【言(い)立てる】

[動タ下一][文]いひた・つ[タ下二]
強く主張する。言い張る。「犯人あいつだと―・てる」
一つ一つ数え上げて言う。列挙して述べる。「人の欠点を―・てる」
評判を立てる。言いはやす。「世間があれこれと―・てる」
口実にする。かこつける。
病気に―・て、無理においとま申しうけ」〈浮・織留・六〉
[類語]言い放つ言挙げ言い募る言いまくるまくし立てる言い尽くす述べ立てる口がほぐれる舌が回る口角泡を飛ばす舌を振るう舌端火を吐く激語流暢快弁達弁雄弁能弁立て板に水舌を振るう滔滔とうとう喋喋ぺらぺらべらべら弁が立つ口賢い口上手口達者口巧者口八丁口八丁手八丁話し上手口器用口調法口利口口がうまい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android