デジタル大辞泉
「どぎまぎ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
どぎ‐まぎ
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 不意をつかれたり、圧倒されたりして、おどろきあわてるさま、うろたえあわてるさまを表わす語。
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「
威儀も崩れて、心もどぎまぎとはふどしたり、うっかりとぬけたりする」
② 混乱して、まぎらわしいさまを表わす語。
※歌舞伎・染分千鳥江戸褄(傾城重の井)(1868)
中幕「これではどぎまぎと、さっぱり訳が分らなくなった」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報