ぐだぐだ

精選版 日本国語大辞典 「ぐだぐだ」の意味・読み・例文・類語

ぐだ‐ぐだ

[1] 〘副〙
① =くたくた(一)①
洒落本・酔姿夢中(1779)叙「我事のやふに記(かき)りしは文(いき)にして質(いやみ)なく、質(グダクダせず)に」
② =ぐたぐた(一)③
③ 不活発なさまを表わす語。ぐずぐず。
アメリカひじき(1967)〈野坂昭如〉「ハウアーユーがあいさつと知ってはいても、毛唐にむけてこころみたことなく、ぐだぐだするうち
[2] 〘形動〙 =くたくた(二)
※孤蝶随筆(1924)〈馬場孤蝶〉緑蔭茗話「夏は日中は余り暑いので、人間ばかりで無く、弓そのものがぐだぐだになって居るのであるから」

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デジタル大辞泉 「ぐだぐだ」の意味・読み・例文・類語

ぐだ‐ぐだ

[副](スル)
同じことを何度も繰り返したり、つまらないことを長々としつこくしゃべったりするさま。くどくど。くだくだ。「ぐだぐだ(と)言い訳を続ける」
無気力でやる気のなさそうなさま。気分などがゆるんでしまりのないさま。だらだら。「ぐだぐだ(と)ご飯を食べたりテレビを見たりして過ごす」
[形動]2に同じ。「ぐだぐだな会議」
[類語]うだうだくだくだくどくどぶつぶつぶうぶうぶつくさがたがたつべこべぐずぐずたらたらへどもどしどろもどろああだこうだ四の五の四の五の言うぼじゃぼじゃぼそぼそぼそっとぽつりぽつりぽつりひそひそちょろりぽろりもごもごもぐもぐぽつぽつささやくささやきつぶやくつぶやきくたっとぐたっとくたくたぐたぐたぐったりうんうんふうふうへとへと奄奄えんえんよれよれげんなりグロッキーばてるへたばるくたばるへばるへこたれる伸びる顎を出す精も根も尽き果てる

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