もじもじ

精選版 日本国語大辞典 「もじもじ」の意味・読み・例文・類語

もじ‐もじ もぢもぢ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 遠慮したり恥ずかしがったり決心がつかなかったりして、はっきりした反応を示すことができないで、落ち着かないそぶりを表わす語。もじかわ。
浄瑠璃長町女腹切(1712頃)上「言訳してくれと、もぢもぢと勝手へ出」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「もじもじ」の意味・読み・例文・類語

もじ‐もじ〔もぢもぢ〕

[副](スル)遠慮や恥ずかしさなどのために、はっきりした態度がとれないさま、また、落ち着かないさま。「うつむいてもじもじしている」
[類語]うじうじいじいじ因循くよくようろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもぞもぞぐじぐじぐずぐずちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよた未練がましい名残惜しい惜しいもったいないあたら残念残り惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜後ろ髪後を引く去り難いしつこい執念深いねちっこいねついねちねち悪あがきうだうだ断腸の思い負け惜しみこだわる尾を引く執拗恋恋れんれん惜しげ思い残すたゆたう思い迷う忍びない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android