滔滔(読み)トウトウ

デジタル大辞泉 「滔滔」の意味・読み・例文・類語

とう‐とう〔タウタウ〕【××滔】

[ト・タル][文][形動タリ]
水がとどまることなく流れるさま。「滔滔と流れる大河
次から次へとよどみなく話すさま。「滔滔と述べる」
物事一つ方向へよどみなく流れ向かうさま。
「其勢力―として」〈魯庵社会百面相
[類語](1どうどうざあざあしょぼしょぼしとしとぽつぽつがばがばごぼごぼじゃあじゃあざぶざぶどくどくだらだら淙淙そうそう渾渾こんこん/(2ぺらぺらべらべら流暢快弁達弁雄弁能弁立て板に水舌を振るう言い募る言いまくるまくし立てる言い尽くす言い立てる述べ立てる口がほぐれる舌が回る口角泡を飛ばす舌端火を吐く激語喋喋弁が立つ口賢い口上手口達者口巧者口八丁口八丁手八丁話し上手口器用口調法口利口口がうまい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「滔滔」の読み・字形・画数・意味

【滔滔】とうとう(たうたう)

水勢のさかんなさま。〔楚辞九歌河伯〕子(し)、手をへて東に行く 美人南浦らんとす 波、滔滔として來(きた)りへ 魚、として予(われ)を(おく)る

字通「滔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報