ずしり(読み)ズシリ

デジタル大辞泉 「ずしり」の意味・読み・例文・類語

ずしり

[副]
重い物を置くときなどにたてる地響きを表す語。ずしん。「大きな荷物ずしりと床におろす」
物を持ったときなどに重さや手ごたえを感じるさま。ずしん。ずっしり。「この箱は小さいが、ずしりと重い」「先輩一言ずしりと胸にこたえた」
[類語](1どてんどたんどたりどしんすとんずどんずしんどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん/(2ずしっとずっしり重い重さ重み重たい重重しい重量持ち重りヘビー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ずしり」の意味・読み・例文・類語

ずしり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる。「づしり」とも表記) 重い物などが、地ひびきをたてて落ちる音、また、重い物を手に持ったときの手ごたえのあるさまなどを表わす語。ずしん。ずっしり。
※絅斎先生仁義礼智筆記(18C初)「此病人は補中益気湯と、づしりと心で唀なりが、てうど病気に的当して有が、事之宜ぞ」
※雑俳・柳多留‐九(1774)「夕すずみずしりと俵おとす音」

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