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聟島列島【むこじまれっとう】
小笠原群島中の島群。群島最北部に点在,主島の聟島(2.57km2),北之島,媒(なこうど)島,嫁島と小岩礁からなり,第2次大戦前は聟,媒,嫁の3島で常住島民がサトウキビを栽培していたが現在は無住。東京都小笠原村に属する。
→関連項目小笠原諸島
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デジタル大辞泉
「聟島列島」の意味・読み・例文・類語
むこじま‐れっとう〔‐レツタウ〕【聟島列島】
小笠原諸島北部の列島。聟島のほか、嫁島・媒島などからなる。平成23年(2011)「小笠原諸島」の名で世界遺産(自然遺産)に登録された。
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むこじまれっとう【聟島列島】
小笠原諸島最北部の列島。東京都小笠原支庁小笠原村に属する。父島列島,母島列島とともに小笠原群島とも呼ばれる。聟島,媒(なこうど)島,嫁島と北之島,針之岩など多数の岩塔からなる列島で,総面積は約7km2と3列島中最も狭く,高度も低い。ケーター島とも呼ばれる最大の聟島は最高所が88m,台地状の平たん面をもつ島で,1882年ころから西岸の南浜に数戸が定住し,サトウキビ栽培やヤギ,牛の放牧が行われた。媒島,嫁島にも居住者がいたが,現在はいずれも無人島である。
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聟島列島
むこじまれつとう
小笠原諸島を構成する本土に最も近い列島で、北緯二七度三〇分―二七度四四分、東経一四二度〇六分―一四二度一二分の範囲に散在する。中心は聟島で、ほか媒島・嫁島・北ノ島と、これらに付属する群小の島々からなる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報