デジタル大辞泉
「毒気」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
どっ‐き ドク‥【毒気】
〘名〙
① 毒を含んだ気。毒となる気。どっけ。
※
性霊集‐八(1079)和尚奉為祈皇帝転読大般若経願文「不用柳枝、毒気殄滅」
※
浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)九「忽熄
(たちまちきへ)たる
火炎の毒気
(ドクキ)」 〔荊楚
歳時記〕
② 人の気持をひどく害するような心、または
様子。わるぎ。どっけ。
どっ‐け ドク‥【毒気】
〘名〙
※
仮名草子・
智恵鑑(1660)五「うみをおそくいださば、毒気
(ドクケ)うちへくさりいりて大事となるべし」
※血(1927)〈
岡田三郎〉「そんなユモラスな髭を持った
口元に
微笑を含みながら、しかしそれとはあべこべに、
一流の毒気
(ドクケ)ある
憤慨を述べてゐた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「毒気」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報