デジタル大辞泉
「広大無辺」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
こうだい‐むへん クヮウダイ‥【広大無辺・洪コウ大無辺】
〘名〙 (形動) 広さ、高さ、大きさなどが限りもないこと。大きくてはてしないこと。また、そのさま。広大無量。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
※
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)三「く
はう大むへんの親の恩」 〔八十華厳経‐四〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
広大無辺
広くて大きく、はてしのないこと。広くて限りのないこと。
[活用] ―な・―に。
[使用例] ああ、広大無辺なる「でうす」の御智慧、御力は、何とたたえ奉る詞だにござない[芥川龍之介*奉教人の死|1918]
[使用例] 右手をふれば左へ、左手をふれば右へ、縦横無尽にはね飛ばされたり、土の中へめりこまされたり、たった一日の稽古でつくづく天下の広大無辺なることを悟ったものだ[坂口安吾*母の上京|1947]
[解説] 「広大」は広くて大きいこと。「無辺」は限りのないこと。
[類語] 広大無量
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報