無辺(読み)ムヘン

デジタル大辞泉 「無辺」の意味・読み・例文・類語

む‐へん【無辺】

[名・形動]広々として果てしないこと。また、そのさま。「無辺な(の)宇宙」「広大無辺
[類語]広大無辺際無際限果てし無い広い無制限無限無量底無し底抜け限りない止め処ないエンドレス広やか広壮広漠広広広範広闊こうかつ開豁かいかつ空漠茫漠茫茫渺茫びょうぼう茫洋洋洋だだっ広い幅広はばびろワイド広角漠漠渺渺びょうびょう豁然かつぜん広域空闊くうかつ蒼茫浩浩広大無辺一望千里手広い

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精選版 日本国語大辞典 「無辺」の意味・読み・例文・類語

む‐へん【無辺】

〘名〙 (形動) 限りのないこと。広々として果てしのないこと。また、そのさま。
性霊集‐七(835頃)為荒城大夫奉造幡上仏像願文「歎昊天爰罔一レ極。悲苦海越無辺」 〔杜甫‐登高詩〕

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普及版 字通 「無辺」の読み・字形・画数・意味

【無辺】むへん

はてなし。無限。宋・秦観〔浣渓沙〕詞 自在の飛 輕きことに似たり 無邊の絲雨 細(こま)やかにして愁ひの如し 寶(はうれん)のに 小銀鈎を掛けたり

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