一望千里(読み)イチボウセンリ

デジタル大辞泉 「一望千里」の意味・読み・例文・類語

いちぼう‐せんり〔イチバウ‐〕【一望千里】

広大な眺めを一目で見渡せること。「一望千里大草原
[類語]広やか広い広大広壮広漠広広広範広闊こうかつ開豁かいかつ空漠茫漠茫茫渺茫びょうぼう茫洋洋洋だだっ広い幅広はばびろワイド広角漠漠渺渺びょうびょう豁然かつぜん広域空闊くうかつ蒼茫浩浩広大無辺無辺無辺際果てし無い手広い

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精選版 日本国語大辞典 「一望千里」の意味・読み・例文・類語

いちぼう‐せんり イチバウ‥【一望千里】

〘名〙 一目で千里遠くまで見渡されること。ながめがよく広々しているさまをいう。
※野の花(1901)〈田山花袋〉二「その向ふには一望千里とも言はるべき席田(むしろだ)がはるばると地平線の末の末まで連ってゐる」

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四字熟語を知る辞典 「一望千里」の解説

一望千里

一目で千里の遠くまで見渡されること。ながめがよく広々している様子をいう。

[使用例] その向こうには一望千里とも言わるべきむしろがはるばると地平線の末の末まで連なっている[田山花袋*野の花|1901]

[使用例] 汽車は毎日一望千里の曠野なかを走ってゆく[河盛好蔵*明るい風|1958]

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