日本歴史地名大系 「吉田新田」の解説
吉田新田
よしだしんでん
吉田新田
よしだしんでん
吉田新田
よしだしんでん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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武蔵国都筑郡の新田。現在の横浜市中区伊勢佐木町あたりはかつて釣鐘形の入海であったが,これを干拓してつくられた。開発にあたった摂津国出身で1611年(慶長16)生れの吉田勘兵衛は,34年(寛永11)江戸に出て木材石材商を営んだという。56年(明暦2)開発に着手するが,翌年の大雨で潮除堤が決壊して失敗,59年(万治2)再度着手し,67年(寛文7)に完成。工事の要点は,(1)釣鐘頭部に流れてくる大岡川を二つに分けて釣鐘の両側に回し,(2)海に接した部分に潮除堤を築き,(3)中央部に水路を設けることで,74年(延宝2)の検地で高1038石とされる新田ができた。なお2度目の工事には数人の出資者(いずれも町人らしい)がおり,彼らにも耕地が配分されたが,後に勘兵衛が買い集めている。また吉田新田と呼ぶようになったのは1669年4月からのようである。
執筆者:斎藤 洋一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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