デジタル大辞泉
「海辺」の意味・読み・例文・類語
うみ‐べた【海▽辺】
《「うみへた」とも》うみべ。うみばた。
「おほかたはわが名もみなと漕ぎ出でなむ世を―にみるめ少なし」〈古今・恋三〉
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かい‐へん【海辺】
〘名〙
① 海のほとり。うみべ。かいほ。
※
万葉(8C後)一五・三六五九・
題詞「海辺望
レ月作歌九首」
※
太平記(14C後)四「是も海辺近き処なれば、毒霧御身を侵して瘴海の気冷
(すさま)じく」 〔
李紳‐海棠詩〕
※私用抄(1471)「海辺に
時雨・鐘・嵐などを不可然かとあそばし侍るも、仮令最初心の人のためなる哉」
うな‐べ【海辺】
〘名〙 うみべ。海岸。
※読本・雨月物語(1776)貧福論「呂望
(りょぼう)斉
(せい)に封ぜられて民に
産業(なりはひ)を教ふれば、海方
(ウナベ)の人利に走りてここに来朝
(きむか)ふ」
うみ‐べた【海辺】
※
書紀(720)神代下(丹鶴本訓)「後に海浜
(ウミベタ)に
遊行(いでま)して」
うみ‐べ【海辺】
〘名〙 海のほとり。うみべた。うみばた。
かいへん。
※万葉(8C後)一八・四〇四四「浜辺よりわがうち行かば宇美辺
(ウミヘ)より迎へも来ぬか海人の
釣船」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「海辺」の読み・字形・画数・意味
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