デジタル大辞泉
「雑用」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぞう‐よう ザフ‥【雑用】
〘名〙
① 種々のこまごました用事。雑多な用事。ざつよう。
② こまごましたものの費用。こまかい費用。雑費。造用。ざつよう。ぞうゆう。
※三代格‐八・大同元年(806)八月二五日「公廨利稲并年中雑用皆悉令レ糙」
※
洒落本・仲街艷談(1799)「かかさんが
大病だからくすり代やぞう用が入るが」
ざつ‐よう【雑用】
〘名〙
① 種々のこまごました用事。ぞうよう。
※
江戸から
東京へ(1922)〈
矢田挿雲〉八「太平が続けば目星しい仕事が無く僅かに御城内取締及び
修理等の雑用
(ザツヨウ)を掌るのみとなり」
② こまごましたものの費用。雑費。
雑用金。ぞうよう。
③ (━する) いろいろまぜあわせて使うこと。
※
経国美談(1883‐84)〈
矢野龍渓〉後「意に随て漢文和文俗語の三体を雑用する者は」 〔
後漢書‐光武帝紀下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報