薩摩芋(読み)サツマイモ

デジタル大辞泉 「薩摩芋」の意味・読み・例文・類語

さつま‐いも【×薩摩芋/甘藷】

ヒルガオ科蔓性つるせいの多年草。地をはう茎の節から根が伸び、地中に大きい塊根をつくる。夏、アサガオに似た小花を開く。塊根を、食用のほかでんぷんアルコール原料にする。熱帯アメリカの原産で、日本には17世紀に伝わり、薩摩地方でよく栽培され、青木昆陽普及に努めた。多くの品種がある。かんしょ。からいも。とういも。琉球いも。 秋 花=夏》「洗はれて紅奕々えきえきと―/草城
[類語]里芋八頭甘藷ジャガ芋馬鈴薯山芋山の芋長芋自然薯親芋種芋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「薩摩芋」の解説

薩摩芋 (サツマイモ)

学名Ipomoea batatas
植物。ヒルガオ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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