空風(読み)そらかぜ

精選版 日本国語大辞典 「空風」の意味・読み・例文・類語

そら‐かぜ【空風】

〘名〙 風邪にかかったふうをすること。うその風邪。
古今著聞集(1254)六「近習者どもは、この物はそら風をやみ給ふにこそなどぞ、いひあへりける」

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デジタル大辞泉 「空風」の意味・読み・例文・類語

から‐かぜ【空風/乾風】

冬に雨・雪などを伴わないで強く吹く乾いた北風。多く、関東地方に吹く寒風をいう。からっかぜ。 冬》「雪は来で―きほふ空凄し/曽良
[類語]木枯らし北風寒風春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風朔風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード追い風順風向かい風逆風横風朝風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風

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