デジタル大辞泉
「梅枝」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うめ‐が‐え【梅枝】
※
万葉(8C後)八・一四三六「含
(ふふ)めりと言ひし梅我枝
(うめガえ)今朝降りし
沫雪にあひて咲きぬらむかも」
[2] 〘名〙
[一] 「源氏物語」第三二帖の名。光源氏三九歳の正月から三月まで。明石姫君の
裳着から入内の決定、その用意をめぐる出来事などを描く。
[二] 謡曲。四番目物。各流。作者不詳。
身延山の僧が住吉を訪れると、管弦の役を争って殺された富士という楽人の妻の
亡霊が現われ、「越天楽」を奏する。「
富士太鼓」は同材を扱った現在能。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
梅枝
没年:永正2.11.7(1505.12.2)
生年:生年不詳
室町時代,三条西実隆の仕女。30年間にわたって下女として仕え,実隆もその日記に正直者と記している。しかし,永正2(1505)年11月,中風で死に瀕した際,死穢を恐れた実隆の手で今出川辺に出され,河原で朽ち果てて一生を終えた。<参考文献>原勝郎『東山時代に於ける一縉紳の生活』
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
普及版 字通
「梅枝」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報