デジタル大辞泉
「弱み」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
よわ‐み【弱み】
① 弱い様子。弱い気味。弱い感じ。また、その
度合。
※島津家文書‐文祿二年(1593)五月朔日・豊臣秀吉朱印状案「城を拵候事は、よはみの時可
レ持ために
候処」
② 他に対してその人が持っている弱いところ。他人や相手に対して不利な点。弱点。
※
浄瑠璃・吉野都女楠(1710頃か)一「彦七五体縮め共よはみを見せじと大をん上」
※稲の穂(1842‐幕末頃)「下直に成るべき風聞するを弱味が有ると言」
よわ‐み【弱み】
(
形容詞「よわい」の
語幹に「み」の付いたもの。→
み) 弱いので。
※
万葉(8C後)一二・三〇八一「玉の緒を
片緒に搓
(より)て緒を弱彌
(よわミ)乱るる時に恋ひざらめやも」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報