ひょい(読み)ヒョイ

デジタル大辞泉 「ひょい」の意味・読み・例文・類語

ひょい

[副]
身のこなしが軽いさま。また、軽い調子で物事をするさま。「小川ひょいと飛び越える」「大きな石をひょいと持ち上げる」「思い立ってひょいと旅に出る」
突然に現れるさま。「ひょいとある考えが浮かぶ」「旧友ひょいと顔を出す」
[類語](1ひらりひょいひょいぴょんぴょんぴょんさっとさっさかろやか軽い軽量軽軽かるがる身軽軽快身軽い簡捷かんしょうはしこいすばしこい素早い手早い敏速敏活迅速敏捷びんしょう手ばしこい手早速やか速い足早早足小走り機敏一瀉いっしゃ千里急ピッチ矢の如しはかばかしい目にも留まらぬてきぱきしゃきしゃききびきびずんずんクイックスピーディーハイペースちゃちゃとちゃちゃっととっととついとつっとつとすいとすっとぱっとすたすた/(2ひょっこり突然打ち付けぶっつけにわか出し抜け急遽きゅうきょ短兵急不意忽然俄然突如いきなり不意にふと矢庭にふいと唐突ふっとついついついついとつとひょっとはた思わず思わず知らず思いがけずはしなくはしなくも図らず図らずも時ならずたちま卒然やぶから棒寝耳に水突発的発作的反射的青天の霹靂へきれき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひょい」の意味・読み・例文・類語

ひょい

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 事を行なうのに、身軽に、また、気軽に、簡単にするさまを表わす語。
狂言記武悪(1660)「あみをももたずにひょひとでたはいの」

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