卒然(読み)ソツゼン

デジタル大辞泉 「卒然」の意味・読み・例文・類語

そつ‐ぜん【卒然/率然】

[ト・タル][文][形動タリ]事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「―として姿を消す」
[類語]ふいとひょっこり打ち付けぶっつけにわか出し抜け突然唐突短兵急急遽きゅうきょ不意忽然こつぜん俄然突如いきなりふとふっとついついついついとつとひょっとひょいはた思わず思わず知らず思いがけずはしなくはしなくも図らず図らずもやにわに時ならずたちま突発的発作的反射的やぶから棒青天の霹靂へきれき寝耳に水

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「卒然」の読み・字形・画数・意味

【卒然】そつぜん

いきなり。だしぬけに。〔孟子、梁恵王上〕孟子、梁の襄王に見(まみ)ゆ。~(王)卒然として問うて曰く、天下惡(いづ)くにか定まらんと。

字通「卒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android