こよなく(読み)コヨナク

デジタル大辞泉 「こよなく」の意味・読み・例文・類語

こよ‐なく

[副]形容詞「こよなし」の連用形から》この上なく。古くは単に程度のはなはだしいことを表したが、現代では文語的な表現として賛美情感を伴って用いられる。「信州の山々をこよなく愛した作家」
[類語]こよないことのほかこの上ない最高非常大変大層異常極度けた外れ桁違い並み外れ格段著しい甚だしいすごいものすごい計り知れない恐ろしいひどいえらい途方もない途轍とてつもない筆舌ひつぜつに尽くしがたい言語げんごに絶する言語ごんごに絶する並並なみなみならぬ極めて至って甚だごく至極しごく滅法めっぽうすこぶるいともとても大いに実にまことに一方ひとかたならず無性にやたらむやみみだりむやみやたらめったやたらめったやみくもあまり無下に後先なし無謀無鉄砲盲滅法盲目的後先見ず向こう見ず命知らず破れかぶれやけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいまま切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くぞっこんじいん度外れ過度すごくはなはだとても特別ことさらひたすら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こよなく」の意味・読み・例文・類語

こよ‐なく

(形容詞「こよなし」の連用形。現在では、副詞的に用いられる) ⇒こよなし

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