デジタル大辞泉
「終局」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しゅう‐きょく【終局】
[1] 〘名〙
① 碁、将棋などを打ち終わること。また、その終わりの
局面。
※蛙のこえ(1952)〈
大宅壮一〉
玄人「いつも終局の
勝負のみを
念頭においている」 〔馬戴‐期王錬師不至詩〕
② 事がおわること。
事件の
落着。終結。おわり。しまい。
※改正増補和英語林集成(1886)「ダンパン shūkyoku(シュウキョク) スル」
[2] 〘副〙 つまるところ。結局。
※続いたづら小僧日記(1909)〈佐々木邦訳〉「何うしても諦めがつかず、終局
(シウキョク)私は
一人で行く
決心をして了ひました」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「終局」の読み・字形・画数・意味
【終局】しゆうきよく
碁をうち終える。ことの終わり。唐・馬戴〔王錬師と期して至らず〕詩 昨日の圍棋、未だ局をへず 多く白鶴に乘じて、山を下り來(きた)る字通「終」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報