精選版 日本国語大辞典 「終焉」の意味・読み・例文・類語
しゅう‐えん【終焉】
〘名〙 (古くは「じゅうえん」とも)
① 晩年を送ること。〔塵芥(1510‐50頃)〕
※拾遺往生伝(1111頃)上「其終焉之時、威儀如レ例」
※平家(13C前)一〇「されども終焉の時、一念の菩提心をおこししによって」
③ (比喩的に用いて) 物事の終わり。
※乱世逸民問答(1949)〈渡辺一夫〉「ルネサンスから始まった近代の終焉(シュウエン)のほうへと進んでいるのじゃないかと」
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