長岡技術科学大学（読み）ナガオカギジュツカガクダイガク

デジタル大辞泉

ながおか‐ぎじゅつかがくだいがく〔ながをかギジユツクワガクダイガク〕【長岡技術科学大学】

長岡市にある国立大学法人。昭和51年（1976）設置。高等専門学校の卒業生を主な対象とするもの。平成16年（2004）国立大学法人となる。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ながおか‐ぎじゅつかがくだいがく ながをかギジュツクヮガクダイガク【長岡技術科学大学】

新潟県長岡市にある国立の大学。昭和五一年（一九七六）発足。

出典　精選版 日本国語大辞典

日本大百科全書(ニッポニカ)

長岡技術科学大学
ながおかぎじゅつかがくだいがく

国立大学法人。高等専門学校および工業高等学校につながる工業系の高等教育機関として1976年（昭和51）設立の新構想大学。学部課程の学生定員中80％を高等専門学校から受け入れ、第3学年に編入している。教育研究組織は、伝統的な学科構成ではない学際的なコース（課程）制をとっている。2010年（平成22）時点で、工学部に機械創造工学、電気電子情報工学、材料開発工学、建設工学、生物機能工学、環境システム工学、経営情報システム工学の7課程があり、大学院（修士課程）までの一貫した教育体制を特色とする。大学院は工学研究科（機械創造工学、生物統合工学など11専攻）と技術経営研究科（システム安全専攻）よりなる。2004年4月、国立大学法人法の施行に伴い、国立大学法人となる。所在地は新潟県長岡市上富岡町1603-1。

［馬越　徹］

『長岡技術科学大学編・刊『技学の実践と創造　長岡技術科学大学10年史』（1986）』

[参照項目] | 高等専門学校 | 国立大学法人

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

大学事典

長岡技術科学大学［国立］
ながおかぎじゅつかがくだいがく
Nagaoka University of Technology

1976年（昭和51）に開学。2016年（平成28）5月現在，新潟県長岡市にキャンパスを置き，1学部2研究科に2441人の学生を収容する。「考え出す大学」をめざし，VOS（Vitality: 活力，Originality: 独創力，Services: 世のための奉仕）を大学のモットーに掲げる。キャンパスは平成25年度から，豊橋技術科学大学と国立高等専門学校機構との3機関の連携による，研究・技術開発機能を持つ産学官連携の融合キャンパスを構築。開学以来，高等専門学校卒業者を多く受け入れており，また「日本語のできる指導的技術者の育成」をめざしてツイニング・プログラムを設けるなど，海外学生の受入れも積極的である。教育面では「技術に対する社会の要請を知り学問の意義を認識すること，自己の創造性発揮の場を模索すること，実践的・技術感覚を養うこと」を目的に，大学院修士課程進学予定者には約5ヵ月間の「実務訓練（インターンシップ）」が教育課程に組み込まれており，その教育効果は学外から高い評価を得ている。
著者: 戸村理

出典　平凡社「大学事典」

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長岡技術科学大学

［国立、新潟県長岡市］
［設置者］国立大学法人 長岡技術科学大学
［沿革・歴史］1974(昭和49)年10月、長岡技術科学大学が開学。2004(平成16)年4月、国立大学法人長岡技術科学大学となる。
［マーク類］ロゴマークは、長岡の「N」がモチーフ。2009(平成21)年12月、商標出願(商願2009-92302)。
[ブランド一覧]
赤外線照射融雪システム
（注）記載内容は事典編集当時（2010年2月）のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典　日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」

百科事典マイペディア

長岡技術科学大学【ながおかぎじゅつだいがく】

新潟県長岡市に本部を置く国立大学。豊橋技術科学大学とともに日本で二つだけの技術科学大学。1976年10月開学。2004年４月より国立大学法人へ移行。工学部のみ（2013年４月現在）。大学院，各種センターを設置。

出典　株式会社平凡社

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

長岡技術科学大学
ながおかぎじゅつかがくだいがく

単科の国立大学法人。 1976年に設置された新構想大学で，高等専門学校の卒業者を主対象とした第3学年への入学と，高等学校卒業者を第1学年に受け入れる複線型の入学制度をとっている。工学部 (11課程) のみからなる。大学院工学研究科が設置されている。新潟県長岡市上富岡町にある。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典