邪心(読み)ジャシン

デジタル大辞泉 「邪心」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐しん【邪心】

よこしまな心。悪心
[類語]悪意悪気意趣悪感情悪心邪気出来心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「邪心」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐しん【邪心】

〘名〙 自分欲望に負けて、よくないことをしようとする心。不正な心。
※本朝文粋(1060頃)一四・宇多院為河原左大臣没後修諷誦文〈紀在昌〉「揔為侍臣、不悪眼。况於宝体。豈有邪心乎」
今昔(1120頃か)三「邪心を捨て善道に趣(おもむき)にけり」 〔史記‐汲黯伝〕

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普及版 字通 「邪心」の読み・字形・画数・意味

【邪心】じやしん

邪悪な心。〔韓非子、解老〕欲ること甚だしければ、則ちつ。つときは則ち事經す。事經するときは、則ち生ず。

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