デジタル大辞泉
「赤貧」の意味・読み・例文・類語
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せき‐ひん【赤貧】
〘名〙 きわめて貧しく何一つ持ち物のないこと。極貧。一貧。
※随得集(1388頃)西山偶作「壁辺主丈開二青眼一、床上蒲団楽二赤貧一」
※
近世畸人伝(1790)五「赤貧にして屋破れ、
雨漏に沐
浴盤(たらひ)を高く釣り、其下に座して書を学べり」 〔
南史‐臨汝侯坦之伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「赤貧」の読み・字形・画数・意味
【赤貧】せきひん
極貧。無一物。〔南史、斉宗室、臨汝侯坦之伝〕(坦之の従兄翼宗の)家を檢するに赤にして、唯だ質錢の帖子(帳簿)數百るのみ。字通「赤」の項目を見る。
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