廃退(読み)はいたい

精選版 日本国語大辞典 「廃退」の意味・読み・例文・類語

はい‐たい【廃退】

〘名〙
① すてしりぞけること。〔漢書‐鼂錯伝〕

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デジタル大辞泉 「廃退」の意味・読み・例文・類語

はい‐たい【廃退/廃×頽】

[名](スル)
行われなくなったり、使われなくなったりしてすたれること。
「此の―したる古城を眺めて」〈木下尚江良人の自白
道義・気風などが、すたれて衰えること。
徳義の―人情の腐敗」〈一葉・うもれ木〉
[類語]減退後退下火退潮尻すぼまり下り坂落ち目左前不振じり貧どか貧先細り下がり目低落廃る廃れる傾く寂れる衰える尻下がり尻切れとんぼ竜頭蛇尾孤城落日じり安貧乏貧困貧窮貧苦窮乏困窮困乏困苦生活苦ひん赤貧極貧清貧貧寒素寒貧すかんぴん不如意ふにょい文無もんな末期的衰残弱体化衰弱衰微衰退頓挫衰え地に落ちる没落落ちぶれるうらぶれる成り下がる零落凋落ちょうらく転落落魄らくはく淪落堕落末路斜陽成れの果て見る影もない朽ちる消沈衰亡たそがれ失速焼きが回る耄碌もうろくぽんこつ火の車終末大詰め尾羽うち枯らす世も末尻すぼみ

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普及版 字通 「廃退」の読み・字形・画数・意味

【廃退】はいたい

やめ退ける。唐・韓〔柳子厚(宗元)墓誌銘〕子厚、少年なりしとき、人の爲にするににして、自ら貴重(こせき)せず。謂(おも)へらく、功業立(たちどころ)に就(な)るべしと。故に坐して廢せらる。

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