デジタル大辞泉
「自立」の意味・読み・例文・類語
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じ‐りつ【自立】
〘名〙
① 他への従属から離れてひとりだちすること。一本立ち。〔文明本節用集(室町中)〕
※
浄瑠璃・忠義墳盟約大石(1797)七「
算用酒は預けて置、自立
(ジリツ)の時に張込みや」 〔
史記‐田儋伝〕
② 他の力をかりることなく、また他に従属することなしに存続すること。
※新聞雑誌‐六号附録・明治四年(1871)七月「国の能自立して
外敵の侮を受けざる
所以の者は」
※中華若木詩抄(1520頃)上「公子光は、元来呉王を殺して、自立して、王にならんとの志あり」 〔
戦国策‐楚策〕
じ‐りゅう ‥リフ【自立】
〘名〙 (「りゅう」は「立」の
正音、「りつ」は
慣用音)
※
滑稽本・
東海道中膝栗毛(1802‐09)五「かかる筆の文
(あや)をもて、などて自立
(ジリウ)せざるこそ不審
(いぶかし)けれ」
② 自分の考えを堅持すること。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「自立」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報