デジタル大辞泉
「梅川」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うめがわ うめがは【梅川】
[一] 浄瑠璃「
冥途の飛脚」および同系統の浄瑠璃や脚本の女主人公の名。
[二] (一)を主人公とした義太夫浄瑠璃を
原拠として生まれた浄瑠璃の通称。歌詞は、
義太夫節の「冥途の飛脚」「傾城三度笠」「傾城恋飛脚」などから
借用。
②
清元節「道行故郷の
春雨」。清元斎兵衛作曲。文政七年(
一八二四)市村座初演。
③ 一中節「道行三度笠」。正徳年間(一七一一‐一六)都半仲作曲。
④ 新内節「傾城三度笠」。文化・文政年間(一八〇四‐三〇)に作曲。
⑤ 常磐津節「道行情の三度笠」。五世岸沢式佐作曲。天保八年(一八三七)江戸市村座初演。
⑥ 宮薗節「道行相合炬燵」。
宮薗鸞鳳軒(らんぽうけん)作曲。明和六~安永二年(
一七六九‐七三)の間に成る。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
梅川
(通称)
うめがわ
歌舞伎・浄瑠璃の外題。- 元の外題
- 梅川忠兵衛 など
- 初演
- 宝暦4.8(江戸・中村座)
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報