普及版 字通 「愧(漢字)」の読み・字形・画数・意味
愧
13画
(異体字)
13画
[字訓] はじる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は鬼(き)。〔説文〕十二下に字を出して「慙(は)づるなり」とし、重文として愧を録し、「或いは恥の省に從ふ」とする。慙字条十下に「(は)づるなり」とあって互訓。は金文に隗姓の字とするもので、愧とはもと別の字と思われるが、〔玉〕にも愧・を同字とし、文献にも通用の字として用いる。
[訓義]
1. はじる、はじ、はずかしめる。
2. せめる、とがめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕愧 ハヅ 〔字鏡〕愧 ハヂ・シタガフ・クユ
[熟語]
愧畏▶・愧荷▶・愧慨▶・愧汗▶・愧咎▶・愧怯▶・愧懼▶・愧屈▶・愧行▶・愧恨▶・愧▶・愧慙▶・愧死▶・愧▶・愧謝▶・愧羞▶・愧悚▶・愧笑▶・愧色▶・愧辱▶・愧心▶・愧惜▶・愧沮▶・愧赧▶・愧嘆▶・愧恥▶・愧▶・愧靦▶・愧佩▶・愧服▶・愧▶・愧忿▶・愧憤▶・愧慄▶
[下接語]
懐愧・含愧・顔愧・慙愧・羞愧・赧愧・痛愧・靦愧・内愧・念愧・俯愧・憂愧
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報