説文(読み)せつもん

精選版 日本国語大辞典 「説文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐もん【説文】

(「文」は文字の意)
[1] 漢字成立原義とを説きあかすこと。字源について解説すること。〔易林本節用集(1597)〕
※中華若木詩抄(1520頃)上「郊とは説文に距(くにをさること)百里を為郊。爾雅には、邑外を郊と云ぞ」
つゆのあとさき(1931)〈永井荷風〉八「説文で字を引く事などは」

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デジタル大辞泉 「説文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐もん【説文】

漢字の原義・成立を説明すること。
説文解字」の略。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「説文」の意味・わかりやすい解説

説文
せつもん

説文解字」のページをご覧ください。

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