互訓(読み)ごくん

普及版 字通 「互訓」の読み・字形・画数・意味

【互訓】ごくん

二つの文字が、相互にその訓となること。〔爾雅、釈宮〕「宮之れを室と謂ふ。室之れを宮と謂ふ」というような関係の訓。〔詩、毛氏伝の序〕竊(ひそ)かに以(おも)ふに、毛詩には多く古を記し、倍(ますます)典よりも詳し。或いは引伸、或いは假借(かしや)、或いは互訓、或いは釋。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報