山形
やまがた
岩手県北部、九戸郡(くのへぐん)にあった旧村名(山形村(むら))。現在は久慈(くじ)市の西部を占める地域。2006年(平成18)久慈市に合併。北上(きたかみ)高地の北部にあり、旧村域の約95%が山林原野。国道281号が通じる。かつては木炭王国として知られたが、近年は短角牛の飼育が盛ん。久慈川水系の川井川、日野沢川、戸呂町(へろまち)川の流域に畑作中心の集落が点在する。シラカバとツツジの平庭高原(ひらにわこうげん)、奇岩と清流の久慈川渓流は久慈平庭高原県立自然公園に属し、小国(おぐに)の内間木鍾乳洞(うちまぎしょうにゅうどう)は県指定天然記念物。
[金野靜一]
『『山形村誌』複製本(1968・山形村)』
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デジタル大辞泉
「山形」の意味・読み・例文・類語
やま‐なり【山▽形】
山のような、中央が高くなった形を描くこと。また、その形。「山形のボール」
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さん‐けい【山形】
※話の屑籠〈菊池寛〉昭和六年(1931)一〇月「東海道で飛行機の上から富士山を見たが、〈略〉その色彩山形の美しさに、
恍惚とするばかりであった」 〔庾信‐周大将軍侯莫陳君夫人竇氏墓誌銘〕
やま‐なり【山形】
〘名〙 山のような形になること。また、その形。やまがた。
※俳諧・文化句帖‐元年(1804)四月「山形に寝ればなく也閑古鳥」
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普及版 字通
「山形」の読み・字形・画数・意味
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