デジタル大辞泉
「宇治大納言物語」の意味・読み・例文・類語
うじだいなごんものがたり〔うぢダイナゴンものがたり〕【宇治大納言物語】
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うじだいなごんものがたり うぢダイナゴンものがたり【宇治大納言物語】
[二] 「宇治拾遺物語」を(一)と混同して呼んだ称。
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「宇治大納言物語」の意味・わかりやすい解説
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宇治大納言物語
うじだいなごんものがたり
(1) 平安時代中期,宇治大納言と称された源隆国の編集した説話集。鎌倉,室町時代の諸書に内容の一部分が散見するのみで,現在散逸して伝わらない。『今昔物語集』の作者を隆国とする考え方から,その別名といわれたこともある。 (2) 『世継物語』 (一名『小世継』) という現存の説話集の別名。成立年未詳。 (3) 鎌倉時代に作られた擬古物語『苔の衣』巻三が独立した書物として伝えられたときの書名。主人公の大納言が無常を感じ出家する話の一部である。
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