精選版 日本国語大辞典 「影響」の意味・読み・例文・類語
えい‐きょう ‥キャウ【影響】
〘名〙
② 影が形に従い、響きが音に応ずるように関係が密接で、速やかに相応ずること。
※性霊集‐七(835頃)菅平章事奉為四思造功徳願文「高天聴卑、影響不レ虚」 〔書経‐大禹謨〕
③ (━する) 他に働きを及ぼして反応や変化を起こさせること。また、そういうはたらき。
[語誌]①②の意味は中国古典語の原義をひきついだものだが、②の意味が拡大して日本で③が生じた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報