ホウ・たすける・とも(漢字)

普及版 字通 の解説


10画

[字音] ホウ
[字訓] たすける・とも

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
声符は(朋)(ほう)。〔説文〕八上に「輔(たす)くるなり」と訓する。〔周礼、秋官、士師〕に「を爲す」とあり、国政をみだす朋党の意。〔注〕に字をまたに作るという。金文に「(ほういう)」の語があり、「」のように用い、同族中の同輩をいう語であった。貝朋、一連二系に綴ったもので、血縁の年齢の近いものをといい、相互扶助的な盟約という。親族の関係に及ぼした語である。

[訓義]
1. たすける、まかせる、ゆだねる。
2. とも、同族の同輩のもの、朋友

[古辞書の訓]
名義抄 タスク 〔字鏡集 タスク・オホシ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報