国政(読み)こくせい

精選版 日本国語大辞典 「国政」の意味・読み・例文・類語

こく‐せい【国政】

〘名〙 国の政治。日本国憲法では、立法、司法、行政のすべてを含む。
※続日本紀‐天平勝宝四年(752)六月己丑「一日无主、国政弛乱」
※学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉七「政府なるものを設てこれに国政を任せ」 〔張説‐恩勅麗正殿書院賜宴応制得林字〕

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デジタル大辞泉 「国政」の意味・読み・例文・類語

こく‐せい【国政】

国の政治。立法司法行政のすべてを含む。日本国憲法上、天皇は国政に関する権能を持たない。「国政に参与する」
[類語]内政政治まつりごと行政施政政策国事政事政道万機ばんき経世経国経綸けいりん治国治世統治治政為政いせい

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普及版 字通 「国政」の読み・字形・画数・意味

【国政】こくせい

国の政治。〔三国演義、三〕今日宴飮の處、國を談ずべからず。

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