風光明媚(読み)フウコウメイビ

デジタル大辞泉 「風光明媚」の意味・読み・例文・類語

ふうこう‐めいび〔フウクワウ‐〕【風光明×媚】

[名・形動]自然景色が美しいこと。また、そのさま。「風光明媚な(の)地」
[類語]景勝形勝絶勝奇勝名勝景色美景佳景勝景絶景奇観山紫水明風物近景遠景白砂青松

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精選版 日本国語大辞典 「風光明媚」の意味・読み・例文・類語

ふうこう‐めいび フウクヮウ‥【風光明媚】

〘名〙 (形動) ながめがよいこと。山や川の景色が美しいこと。また、そのさま。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉四「築地は総じて風光明媚(フウクヮウメイビ)水郷であるが」

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四字熟語を知る辞典 「風光明媚」の解説

風光明媚

自然の風景が清らかで美しいこと。ながめがよいこと。

[活用] ―な。

[使用例] 元来宝塚は、大阪市と神戸市より程近い地点にあって、〈略〉武庫川早瀬にそうた、すこぶる風光明媚な景勝の地であるので、新温泉場の出現とともに来遊客は非常に増加した[小林一三*宝塚生い立ちの記|1955]

[使用例] そろそろひるどきですから、昼食をかねて、この風光明媚な場所で休憩したいと思います[松本清張*渡された場面|1976]

[解説] 「風光」は景色、眺め。「明媚」は山や川の景色が清らかで美しいこと。

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