デジタル大辞泉
「辺土」の意味・読み・例文・類語
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へん‐ど【辺土】
〘名〙
① 都から遠く離れた土地。かたいなか。辺地。片土。
※和漢朗詠(1018頃)下「三百盃といふとも強ちに辞することなかれ 辺土はこれ
酔郷にあらず〈
慶滋保胤〉」
※
撰集抄(1250頃)二「御経ならふべき人もなきへんどの境」 〔
李陵‐与蘇武書〕
② 都の近辺。近郊。
※
謡曲・鞍馬天狗(1480頃)「辺土においては比良・横川・如意が岳」
※東大寺続要録(1281‐1300頃)「大乗小乗仰二之高祖一中土辺土思二之師範一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「辺土」の読み・字形・画数・意味
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