誤る(読み)アヤマル

デジタル大辞泉 「誤る」の意味・読み・例文・類語

あやま・る【誤る/×謬る】

[動ラ五(四)]
やりそこなう。失敗する。「機械操作を―・る」
まちがった判断予測をする。思いちがいをする。「進むべき道を―・る」
正しくない方向に導く。「後人を―・るような言動
道理や正しい判断からはずれる。当を得ない。まちがう。「―・った認識」「―・れる優越感
約束を破る。
「契れること―・れる人に」〈伊勢・一二二〉
正気でなくなる。心が乱れる。
心弱からむ人は、―・りぬべき心地して胸走る」〈栄花初花
間違える[用法]
[類語]間違う間違える違える取り違える思い違える履き違える失敗しくじるし損ずるし損なうやり損なう抜かる過つとちる味噌を付ける不覚を取る事志ことこころざしと違うどじを踏むてつを踏むつまずく仕出かすやらかす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例