後人(読み)コウジン

デジタル大辞泉 「後人」の意味・読み・例文・類語

こう‐じん【後人】

のちの人。後世の人。⇔先人前人

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精選版 日本国語大辞典 「後人」の意味・読み・例文・類語

こう‐じん【後人】

〘名〙 のちの人。後世の人。⇔先人
続日本紀‐天平元年(729)九月辛丑「在鎮兵人勤功可録、請授官位其後人
※静嘉堂文庫本無名抄(1211頃)「その世に『こやとも人を』と云ふ哥の勝る方もありけるを、なべて人の心得ざりけるにや、後人定むべし」 〔書経‐君牙〕

のち‐びと【後人】

〘名〙 後世の人。
万葉(8C後)九・一八〇一「永き世の 語りにしつつ 後人の しのひにせむと」

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普及版 字通 「後人」の読み・字形・画数・意味

【後人】こうじん

後世の人。子孫。〔孟子文公下〕武王を相(たす)け、紂を誅し奄を伐つ。~書に曰く、丕(おほ)いに顯らかなる哉(かな)、王の(はかりごと)、丕いに承(う)くる哉、武王の烈、我が後人を佑し、咸(ことごと)く正を以てして缺くる無し。

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