水勢(読み)すいせい

精選版 日本国語大辞典 「水勢」の意味・読み・例文・類語

すい‐せい【水勢】

〘名〙 水の流れるいきおい。
菅家文草(900頃)七・左相撲司標所記「更有小水、潜過牧中、水勢微弱、不絶如
人情本・恩愛二葉草(1834)二「此利根川は、水勢(スヰセイ)早く、渦巻く波の気味が悪くば」 〔子蘭‐河梁晩望詩〕

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デジタル大辞泉 「水勢」の意味・読み・例文・類語

すい‐せい【水勢】

水が流れたり、噴き出したりする勢い

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普及版 字通 「水勢」の読み・字形・画数・意味

【水勢】すいせい

水の流れる勢い。〔南斉書、垣崇祖伝〕衆~東路よりして小を攻む。日の時(ほじ)に至りて、小(たい)(せき)を決す。水勢下し、を攻むるの衆、漂はされて塹中にち、人馬死するもの數千人、衆皆走す。

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