日秀(3)(読み)にっしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日秀(3)」の解説

日秀(3) にっしゅう

1503-1577 戦国-織豊時代の僧。
文亀(ぶんき)3年生まれ。高野山で修行し,補陀落(ふだらく)渡海により琉球漂着那覇(なは)に護国寺を建立し,真言宗をひろめる。のち薩摩(さつま)(鹿児島県)にうつり,坊ノ津に一乗院,国分(こくぶ)に正護寺,大隅(おおすみ)に三光院をひらいた。天正(てんしょう)5年9月24日死去。75歳。加賀(石川県)出身,一説上野(こうずけ)(群馬県)出身とも。字(あざな)は照海。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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