精選版 日本国語大辞典 「後進」の意味・読み・例文・類語
こう‐しん【後進】
〘名〙
※続日本紀‐養老二年(718)一〇月庚午「有下請益無レ倦継二踵於師一、材堪二後進之領袖一者上」
※授業編(1783)四「後進(コウシン)をよく奨誘して俗に云弟子の世話をよくする」 〔論語‐先進〕
② ものの程度や進歩の度合が遅れていること。⇔先進。
※抒情詩(1897)独歩吟〈国木田独歩〉序「余は作詩の上に於て極めて後進なるが故に」
※春の城(1952)〈阿川弘之〉二「駆逐艦は後進を掛けるのが見え」
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