普及版 字通 「シュク(漢字)」の読み・字形・画数・意味
9画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は兄(けい)。兄は(祝)の省文。〔説文〕六上に「樂木(がくぼくこう)なり」(段注本)とあり、楽器として用いる木、(しゆくぎよ)のことをいう。方二尺四寸、深さ一尺八寸の箱に椎柄を入れ、これを動かして鳴らす。楽器というよりも、演奏の合図に使うもので、〔説文〕に「を止め、を爲す以(ゆゑん)なり」としている。
[訓義]
1. しゅくぎょ。
[熟語]
▶・圄▶・圉▶
[下接語]
撃・鼓・・用
23画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は肅(粛)(しゆく)。〔説文〕四上に「(しゆくさう)、五方の鳥なり。東方は發、南方は焦、西方は、北方は幽昌、中央は鳳皇」とあり、は西方の神鳥であるという。卜辞に四方風神の名がみえ、その異伝が〔山海経〕などにもみえ、〔説文〕にも雉を神鳥として四方に配する伝承を伝えている。〔書、尭典〕の四方分治説話は、その経典化した形態とみられる。字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 オホトリ 〔字鏡〕 カモメ 〔字鏡集〕 ハヤブサ
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報