北方(読み)きたがた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「北方」の解説

北方
きたがた

佐賀県南西部,武雄市西部の旧町域。佐賀平野の西端にある。 1944年町制。 1956年橋下村の一部を編入。 2006年武雄市,山内町と合体。中心集落の方は江戸時代長崎街道宿場町として発展。明治後期以降,杵島炭田の炭鉱町として活況を呈したが,石炭産業の不振により炭鉱は 1972年までにすべて閉山。 1957~72年に工場誘致をはかり,食品,機械,衣料,土木建築関係などの工場が立地。また農村部では米作を中心に多角化を進めている。北方駅近くの焼米ため池は寛政 12 (1800) 年灌漑用として鍋島氏が築いたものとされる。

北方
きたかた

宮崎県北部,延岡市西部の旧町域。五ヶ瀬川の中流域にある。 1970年町制。 2006年延岡市に編入。江戸時代は延岡藩領。産業の中心は農林業で,米作,畜産などが行なわれる。西端にある比叡山は国の名勝に指定されている。

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精選版 日本国語大辞典「北方」の解説

ほっ‐ぽう ホクハウ【北方】

[1] 〘名〙 北の方。北の方角。北の方面。北の地方、国。北国
※性霊集‐二(835頃)大和州益田池碑「至八気播植、五才陶冶、北方之行、偏居其最」 〔中
※滑稽本・浮世床(1813‐23)二「南鐐壱片の雲に乗じ北方へ虚空に走れば、忽ち昇平の楽国に到る」

きた‐がた【北方】

〘名〙 不器用。また、知能の劣っていること。文政(一八一八‐三〇)ごろ京都祇園の花柳界で使われた隠語。
※洒落本・箱まくら(1822)中「北方(キタガタ) わかさより、ぶきの肴をいだすゆゑ。ぶきなといふ事をいふ符牒なり」

きた‐の‐かた【北方】

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普及版 字通「北方」の解説

【北方】ほつぽう(ぱう)

北の方。〔中庸、十〕金革を衽(しとね)として死して厭(いと)はざるは北方のなり。而して強之れに居る。

字通「北」の項目を見る

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デジタル大辞泉「北方」の解説

ほっ‐ぽう〔ホクパウ〕【北方】

北の方。北の方面。⇔南方

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