彫琢(読み)チョウタク

デジタル大辞泉 「彫琢」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐たく〔テウ‐〕【彫×琢】

[名](スル)
宝石などを、加工研磨すること。
「たとえ小粒でも適当な形に加工―したものは燦然さんぜんとして」〈寅彦・自由画稿〉
詩文などを練り上げること。
字句を修飾したり、―したりした痕跡は」〈漱石趣味遺伝
[類語]練る練り上げるまとめる煮詰める詰める推敲すいこう筆を入れる朱筆を入れる朱を入れる手を入れる手を加える添削補筆筆削

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「彫琢」の読み・字形・画数・意味

【彫琢】ちよう(てう)たく

玉をみがく。〔孟子、梁恵王下〕今此(ここ)に璞玉(はくぎよく)らんに、鎰(まんいつ)と雖も、必ず玉人をして之れをせしめん。

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