玉人(読み)ギョクジン

デジタル大辞泉 「玉人」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐じん【玉人】

玉を磨き、加工する職人
容姿美しい人。また、人格の高い人。

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精選版 日本国語大辞典 「玉人」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐じん【玉人】

〘名〙
① (「玉」は美称) 姿の美しい人。また、人格の立派な人。
田氏家集(892頃)中・元慶七年冬美濃大雪、以詩記之「庭望玉人無脛到、林知琪樹有時加」 〔晉書‐裴楷伝〕
② 玉をみがき、加工する職人。
三国伝記(1407‐46頃か)二「文五此の事を聞て其玉を召て玉人に琢せらるるに」 〔春秋左伝‐襄公一五年〕
③ 玉で作った人形
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「其他石彫、銅器陶瓶銅人、玉人、みな古今を網羅す」 〔拾遺記‐蜀〕

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普及版 字通 「玉人」の読み・字形・画数・意味

【玉人】ぎよくじん

玉造り。

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