デジタル大辞泉
「雑書」の意味・読み・例文・類語
ざっ‐しょ【雑書】
1 図書分類上、どの部門にも入らない書物。雑本。
2 雑多なことを記載した書物。雑本。
3 江戸時代、相性・開運その他の俗説を記した書物。
「恋は―の通り、はじめよし、後わるし」〈浮・一代男・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ざっ‐しょ【雑書】
〘名〙
※
史記抄(1477)一八「腰に雑書暦算なんどをひっつけたまでぢゃぞ」
② 書物の分類上、
所属のはっきりしない種々雑多なもの。また、くだらない本。雑本。
※
醍醐寺文書‐(永祿六年)(1563)七月二八日・僧深増書状「何雑書致
二持参
一、可
レ得
二御意
一心中候へ共」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
雑書
ざつしよ
一八九冊
原本 盛岡市中央公民館
解説 盛岡藩家老席の執務日誌。寛永二一年―天保一一年にわたる。藩主の動静や諸行事・儀式、寺社への参詣、祭礼や祈願、法令・人事・災害や領内の産業、租税など藩政全般に及ぶ公式記録。ほぼ年一冊で、一五年分が欠本。
活字本 「盛岡藩雑書」既刊第一―三巻(寛永二一年―延宝四年)、「南部藩家老席日誌」(マイクロフィルム)
雑書
ざつしよ
一八九冊
原本 岩手県盛岡市中央公民館
解説 盛岡藩の家老席日記。表紙に「雑書」とある。寛永二一年―天保一一年にわたる。盛岡藩の公式記録で、同藩の政治・行政を知る基本史料。
活字本 「南部藩家老席日誌」(マイクロフィルム)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
普及版 字通
「雑書」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報